立ち仕事で腰が痛くなるのはなぜ?

目次

片脚重心・反り腰・靴だけを原因にしない腰痛の考え方

「仕事中は何とか動けるけれど、帰宅すると腰が重い」

「長く立っていると、腰を反らしたくなる」

「休憩後に立ち上がると、腰が伸びにくい」

「片脚に体重をかけて立つ癖がある」

「立ち仕事を始めてから、腰やお尻が痛くなった」

美容師、看護師、介護士、保育士、販売員、調理師、工場勤務、歯科衛生士、警備員など、仕事中に立っている時間が長い方から、腰痛についてご相談いただくことが多いです。

立ち仕事による腰痛というと、

「反り腰だから」
「片脚重心だから」
「靴が合っていないから」
「骨盤が歪んでいるから」

と説明されることがあります。

確かに、立ち方や靴、骨盤・股関節周囲の動きは、腰への負担に関係する要素です。

しかし、立ち仕事の腰痛は、どれか一つだけで説明できるとは限りません。

同じ場所に立ち続けるのか。
歩き回る仕事なのか。
前かがみが多いのか。
身体をひねるのか。
物を持ち上げるのか。
床は硬いのか。
休憩が取れるのか。

仕事内容によって、腰への負担は大きく異なります。

厚生労働省の職場における腰痛予防対策でも、立位や座位で同じ姿勢を長時間続けないこと、作業台の高さを調整すること、前かがみやひねり姿勢の程度・頻度・時間を減らすことなどが示されています。

相模原なのはな整骨院 鍼灸院では、腰が痛いという症状だけではなく、実際に仕事中どのように立ち、動き、身体を使っているのかまで確認することを大切にしています。


立っていること自体が腰に悪いわけではありません

人の身体は、座る、立つ、歩く、かがむといったさまざまな姿勢や動作に対応できるようにできています。

そのため、立っていること自体が、すぐに腰痛の原因になるわけではありません。

問題になりやすいのは、

  • 同じ姿勢を長時間続ける
  • 特定の方向だけへ身体を傾ける
  • 前かがみやひねり動作を繰り返す
  • 疲れても姿勢を変えられない
  • 休憩を取れない
  • 身体に合わない作業環境で働く

といった状況です。

たとえば、店内を歩き回る販売員と、レジで同じ場所に立ち続ける方では、身体の負担は異なります。

同じ調理の仕事でも、作業台の高さ、持つ物の重さ、身体をひねる方向、床の硬さによって腰への負担は変わります。

したがって、単に「立ち仕事だから腰が痛い」と考えるのではなく、仕事の中身を具体的に確認する必要があります。


「立ちっぱなし」と「動きながら立つ」は違います

立ち仕事といっても、大きく分けると次のような働き方があります。

同じ場所に立ち続ける仕事

レジ、受付、警備、製造ラインなどでは、足の位置を大きく変えられず、同じ場所に立ち続けることがあります。

身体を動かしていないように見えても、腰、背中、お尻、脚の筋肉は、姿勢を保つために働き続けています。

時間が経つにつれて、

  • 腰が重くなる
  • お尻や脚が張る
  • 片脚へ体重をかけたくなる
  • 腰を反らしたり丸めたりしたくなる
  • 足がむくむ

といった変化が出ることがあります。

歩き回ることが多い仕事

看護師、介護士、保育士、販売員などは、立っているだけでなく、歩く、しゃがむ、持ち上げる、身体を支えるといった動作が加わります。

同じ場所に立ち続ける仕事とは異なり、動作の回数や負荷が問題になることがあります。

前かがみが多い仕事

美容師、調理師、歯科衛生士、製造業などでは、作業対象に合わせて上半身を前へ倒す場面があります。

短時間であれば大きな問題にならなくても、同じ高さで何度も前かがみになることで、腰や背中の筋肉へ負担が蓄積する場合があります。

持ち上げや介助が多い仕事

介護、看護、保育、倉庫、配送などでは、人や荷物を持つ動作が加わります。

持ち上げる重量だけではなく、

  • 対象物との距離
  • 持ち上げる高さ
  • 身体をひねるか
  • 急いでいるか
  • 一日に何回繰り返すか

によっても腰への負担は異なります。

厚生労働省は、作業対象へ身体を近づけ、前屈やひねりの程度・頻度・時間をできるだけ減らすこと、必要に応じて台車や補助機器を使うことを勧めています。


片脚に体重をかけると腰痛になるのでしょうか?

立っていると、無意識に片脚へ体重をかけることがあります。

「片脚重心は骨盤が歪むので、絶対にやめた方がよい」

と聞いたことがある方もいるかもしれません。

しかし、片脚へ体重を移すこと自体は、人間の自然な姿勢変化の一つです。

長時間ずっと左右均等に立ち続ける方が、筋肉が休めず、つらくなる場合もあります。

問題になりやすいのは、

  • いつも同じ脚だけに体重をかける
  • 反対側へ移動しにくい
  • 片脚重心になると痛みが強くなる
  • 足や股関節の動きに大きな左右差がある
  • 作業環境の都合で同じ方向へ傾き続ける

といった状態です。

つまり、片脚重心を全面的に禁止するのではなく、左右を変えられるか、姿勢を動かせるかを見ることが大切です。

同じ場所に立つ仕事では、可能な範囲で、

  • 左右へ体重を移す
  • 足の前後を入れ替える
  • 小さな足台へ片足を交互に乗せる
  • 数歩歩く
  • 短時間腰掛ける

といった方法で、負担を分散させます。

厚生労働省の腰痛予防対策でも、長時間の立位作業では足台や椅子を用いて、同じ姿勢を続けないための工夫が挙げられています。


反り腰だから腰が痛いのでしょうか?

長時間立っている方の中には、

「自分は反り腰だから腰痛になる」

と考えている方もいます。

腰が反って見える姿勢で、腰まわりの筋肉や関節へ負担がかかるケースはあります。

ただし、見た目が反り腰だからといって、それだけで痛みの原因を断定することはできません。

同じように腰が反って見える方でも、

  • 腰を反ると痛い方
  • 前へかがむと痛い方
  • 歩くと楽になる方
  • 長く立つとつらい方
  • 朝だけ痛い方

では、必要な対応が異なります。

また、腰を反らして立っているように見えても、その背景には、

  • 股関節が伸びにくい
  • 膝が伸び切っている
  • 作業台が高い、または低い
  • お腹や胸を前へ出してバランスを取っている
  • 疲労により姿勢を保ちにくい

といった要因が隠れている場合があります。

そのため、「反り腰を直せばすべて解決する」と考えるのではなく、どの動作で腰痛が変化するかを確認することが重要です。


股関節が動きにくいと腰へ負担が集中することがあります

立ち仕事では、腰だけでなく股関節も重要な役割を担っています。

歩く。
しゃがむ。
前へかがむ。
方向を変える。
物を持ち上げる。

これらの動作では、腰と股関節が連動して動きます。

股関節が動きにくいと、本来股関節が担当するはずだった動きを、腰が補う場合があります。

たとえば、低い場所の物を取るとき、股関節や膝を曲げずに腰だけを曲げれば、腰へ負担が集中しやすくなります。

後ろへ振り返るときも、足や股関節を動かさず、腰だけをひねれば、同じ部位への負担が繰り返される可能性があります。

相模原なのはな整骨院 鍼灸院では、立ち仕事による腰痛を確認する際、

  • 股関節の曲げ伸ばし
  • 左右の動き
  • 片脚で立ったときの安定性
  • しゃがむ動作
  • 歩行時の動き
  • 立ち上がり方

なども確認します。

腰が痛いからといって、腰だけに原因があるとは限りません。


足首や足元の環境も確認する必要があります

立っているとき、身体を床とつないでいるのは足です。

足首が動きにくかったり、足裏が安定しにくかったりすると、膝、股関節、腰の動きへ影響することがあります。

たとえば、しゃがむ際に足首が十分に曲がらないと、かかとが浮いたり、腰を大きく曲げたりして動作を補う場合があります。

また、硬い床の上で長時間働く方は、足や脚の疲労を感じやすく、それに伴って立ち方が変わることもあります。

ただし、足首が硬いことや床が硬いことだけを、腰痛の原因と断定することはできません。

身体全体の動きや仕事内容と合わせて考えることが大切です。


靴を変えれば腰痛は改善しますか?

立ち仕事の腰痛では、靴について相談されることもあります。

靴は、身体と床との間にあるため、立ちやすさや歩きやすさへ影響します。

次のような状態では、仕事中の疲労に関係する可能性があります。

  • サイズが合っていない
  • かかとが安定しない
  • 靴底が片側だけ大きく減っている
  • 靴の中で足が滑る
  • 重くて歩きにくい
  • 安全靴が硬く、足を動かしにくい
  • クッション性が極端に少ない

厚生労働省の腰痛予防対策でも、立ち作業では足に合った履物を使用することが示されています。

しかし、高価な靴やインソールへ変えれば、腰痛が必ず改善するわけではありません。

靴を変えても、

  • 長時間同じ場所に立っている
  • 作業台の高さが合っていない
  • 前かがみが続いている
  • 休憩が取れない
  • 持ち上げやひねり動作が多い

といった負担が変わらなければ、症状が続く場合があります。

靴は大切な要素ですが、腰痛対策のすべてではありません。


作業台の高さが合っていない場合

調理、美容、製造、検査、梱包などでは、作業台の高さが身体の使い方に大きく影響します。

作業台が低すぎる場合

作業対象を見るため、前かがみの姿勢が長く続きやすくなります。

腰や背中だけでなく、首や肩にも負担がかかる場合があります。

作業台が高すぎる場合

肩をすくめたり、腕を上げたりする時間が長くなります。

上半身を安定させるため、腰や背中へ余分な力が入ることもあります。

厚生労働省は、作業対象へ身体を近づけ、作業台や椅子を適切な高さに調整することを腰痛予防対策として挙げています。作業台は、作業内容にもよりますが、肘がおよそ90度になる高さが一つの目安とされています。

実際の職場では、設備をすぐ変えられない場合もあります。

その場合は、

  • 台を使って作業対象を高くする
  • 身体を作業台へ近づける
  • 足を前後に開く
  • 同じ姿勢の時間を短くする
  • 作業内容を交代する
  • 座ってできる作業を組み合わせる

など、変更できる部分から取り組みます。


美容師・理容師の腰痛

美容師や理容師は、長時間立つことに加え、

  • お客様に合わせて前かがみになる
  • 身体を片側へ傾ける
  • 腕を上げ続ける
  • シャンプー台で身体をひねる
  • 高さの異なるお客様へ対応する

といった特徴があります。

「姿勢を正しくしよう」と身体を固めるより、お客様や椅子の高さを調整し、自分が動きやすい位置へ移動することが大切です。

足を止めたまま腰だけで身体の向きを変えず、可能な範囲で足も一緒に動かしましょう。


看護師・介護士の腰痛

看護・介護職では、立つ、歩く、前かがみになることに加え、患者さんや利用者さんの身体を支える場面があります。

特に、

  • ベッド上での体位交換
  • 移乗介助
  • 入浴介助
  • おむつ交換
  • 低い位置での処置
  • 急いで身体を支える動作

では、腰への負担が大きくなる場合があります。

一人で抱え上げることを前提とせず、ベッドの高さを調整する、スライディングシートやリフトなどの福祉用具を使う、複数人で介助するといった職場全体での対策が重要です。

厚生労働省も、腰へ過度な負担がかかる作業を無理に一人で行わせず、補助機器の利用や作業方法の見直しを求めています。

腰痛を「自分の筋力が弱いせい」と抱え込まないことも大切です。


保育士・幼稚園教諭の腰痛

保育の仕事では、大人の腰より低い位置で行う動作が多くなります。

  • 子どもの抱っこ
  • 靴や服の着脱補助
  • 床での遊び
  • おむつ交換
  • 食事の補助
  • 低い椅子からの立ち座り

など、しゃがむ、前へかがむ、抱き上げる動作を繰り返します。

立っている時間だけではなく、床と立位を何度も行き来することが負担になる場合があります。

可能であれば、腰だけを曲げるのではなく、片膝をつく、低い椅子を使う、お子さんへ身体を近づけてから抱き上げるなど、動作を分けて行いましょう。


販売・レジ・受付の腰痛

販売や受付では、同じ場所に立っている時間が長くなることがあります。

接客中は自由に歩いたり、ストレッチをしたりすることが難しいかもしれません。

そのような場合は、

  • 足の前後を時々入れ替える
  • 左右へ小さく体重を移す
  • お客様がいない時間に数歩動く
  • 足台へ片足を交互に乗せる
  • 休憩時に座る、または歩く

といった目立ちにくい方法もあります。

ずっと左右対称に立つことを目標にする必要はありません。

身体を小さく動かし続けることが大切です。


工場・調理・製造業の腰痛

工場や調理現場では、

  • 同じ作業の反復
  • 作業台の高さ
  • 重い物の運搬
  • 身体をひねる方向
  • 硬い床
  • 安全靴
  • 冷える作業環境
  • 作業速度

など、複数の負担が重なることがあります。

特に、身体の正面ではなく横へ置かれた物を、腰だけをひねって取る動作が繰り返されると、特定の部位へ負担が集まる可能性があります。

物の配置を変えられる場合は、よく使う物を身体の正面や近い位置へ置きます。

配置を変えられない場合は、足ごと方向を変えることを意識しましょう。


立ち仕事では、休憩中に座る方がよいのでしょうか?

立ち続けている方にとって、休憩中に座ることは、身体の負担を変える方法の一つです。

ただし、休憩中も長時間スマートフォンを見ながら前かがみになると、別の場所がつらくなる場合があります。

休憩では、

  • 椅子へ深く座って身体を預ける
  • 数分歩く
  • 足首を動かす
  • 横になれる場合は短時間休む
  • 水分を取る
  • 呼吸を整える

など、その日の身体の状態に合わせて過ごします。

立ち仕事だから必ず座るべき、座る仕事だから必ず立つべき、という単純なものではありません。

仕事中とは異なる姿勢や動きを取り入れることが大切です。


疲れると反り腰や片脚重心になりやすい理由

仕事を始めた直後は問題なく立てていても、夕方になると片脚へ体重をかけたり、腰を反らしたりしたくなることがあります。

これは、必ずしも姿勢の意識が足りないからではありません。

身体が疲れ、同じ姿勢を維持しにくくなった結果、別の場所へ負担を移そうとしている可能性があります。

そのため、疲れて崩れた姿勢を見て、

「骨盤が歪んでいる」
「腹筋が弱い」
「姿勢が悪い」

と一つに決めつけるべきではありません。

姿勢を無理に元へ戻すだけでなく、休憩、仕事内容、足元、作業台、睡眠など、疲れが蓄積している背景も確認する必要があります。


立ち仕事の腰痛に筋力不足は関係しますか?

体力や筋力が低下していると、長時間の作業で疲れやすくなることはあります。

しかし、立ち仕事の腰痛をすべて筋力不足で説明することはできません。

十分な筋力がある方でも、

  • 休憩が取れない
  • 長時間同じ姿勢を続ける
  • 重い物を繰り返し持つ
  • 作業環境が身体に合っていない
  • 睡眠不足が続いている

場合には腰痛が起こることがあります。

また、腰痛があるからといって、腹筋やスクワットを急に大量に行えばよいわけではありません。

慢性的な腰痛では、運動だけでなく、教育、生活環境、身体的・心理的・社会的要因を含め、その人に合わせた包括的な対応が重視されています。


立ち仕事中にできる小さな腰痛対策

職場で大きく身体を動かせない方でも、次のような方法なら取り入れられることがあります。

足の位置を変える

左右をそろえたまま立ち続けず、片足を半歩前に出すなど、足の位置を変えます。

体重を左右へ移す

片側へ固定せず、無理のない範囲で左右へ重心を移動させます。

足台を使う

使用できる環境であれば、小さな台へ片足を交互に乗せます。

作業対象へ近づく

腕や腰を遠くへ伸ばさず、可能な範囲で身体を作業対象へ近づけます。

腰だけで振り返らない

後ろや横へ向くときは、足も動かして身体全体の向きを変えます。

痛くなる前に姿勢を変える

痛みが強くなってから休むのではなく、いつもつらくなる少し前に、小さく姿勢を変えます。

休憩中は別の姿勢を取る

立ち続けている方は座る、同じ場所にいる方は少し歩くなど、仕事中とは異なる姿勢を取り入れます。


立ち仕事の腰痛にストレッチは必要ですか?

ストレッチによって身体が楽になる方はいます。

しかし、すべての立ち仕事腰痛に同じストレッチが合うわけではありません。

腰を反らすと痛い方が、強く腰を反らすストレッチを繰り返せば、症状が悪化することがあります。

前へかがむと痛い方が、痛みを我慢して前屈を続けることもおすすめできません。

立ち仕事の腰痛では、腰だけではなく、股関節、太もも、お尻、ふくらはぎ、足首などの動きが関係している場合があります。

セルフケアを行う際は、

  • 動かしている最中に痛みが強くならないか
  • 終わった後に楽になるか
  • 数時間後に悪化しないか
  • 脚のしびれが出ないか

を確認してください。

「腰痛に効く」と紹介されていても、ご自身の症状に合わない運動を無理に続ける必要はありません。


立ち仕事の腰痛でも医療機関を優先すべき症状があります

立ち仕事の後に腰が痛くなったとしても、すべてが仕事上の筋肉疲労とは限りません。

次のような症状がある場合は、整骨院で様子を見る前に、整形外科などの医療機関へ相談してください。

  • 安静にしていても強い痛みが続く
  • 時間とともに急速に悪化している
  • 発熱や強い倦怠感がある
  • 脚へ力が入りにくい
  • 脚のしびれが急に広がった
  • 尿や便が出にくい、漏れてしまう
  • 股の周囲に感覚異常がある
  • 転倒や事故の後から強く痛む
  • 原因不明の体重減少がある
  • 骨粗しょう症、がん、感染症などの既往がある

整形外科を受診して
異常なしと判断された場合
適切な施術が見つからない場合
整形外科の処置をしても変化がなかった場合
当院の受診を検討されてみるのが良いかと思います。


相模原なのはな整骨院 鍼灸院が立ち仕事の内容まで伺う理由

当院では、

「立ち仕事ですね。腰をほぐしましょう」

だけで施術を始めることはありません。

同じ立ち仕事でも、負担のかかり方が異なるからです。

問診では、次のような点を伺います。

  • 一日何時間立っているか
  • 同じ場所に立ち続けるか
  • 歩き回る仕事か
  • 前かがみになる時間は長いか
  • 身体をひねる方向は決まっているか
  • 重い物や人を支えることがあるか
  • 作業台の高さは合っているか
  • どのような床で働いているか
  • どのような靴を履いているか
  • 休憩は何回取れるか
  • 仕事中と仕事後のどちらが痛いか
  • 朝から痛いのか、夕方だけ痛いのか
  • 脚の痛みやしびれがあるか

そのうえで、

  • 腰を前後左右へ動かした際の変化
  • 股関節や足首の動き
  • 骨盤周囲の動き
  • 腰、お尻、脚の筋肉の状態
  • 片脚で立ったときの安定性
  • しゃがむ、立ち上がる、ひねる動作
  • 歩き方

などを確認します。

立ち仕事という情報だけではなく、実際の身体の状態と仕事上の負担を結びつけて考えるためです。


なのはなの立ち仕事による腰痛への施術

身体の状態に応じて、次のような施術を組み合わせます。

手技療法

腰だけでなく、お尻、股関節、太もも、背中など、立位や作業動作に関係する部位を確認しながら行います。

強く押せばよいという考えではなく、症状や身体の反応に合わせて刺激を調整します。

骨盤矯正

骨盤矯正は、骨盤を無理に左右対称へ整えたり、強くひねって音を鳴らしたりすることが目的ではありません。

骨盤周囲、股関節、背骨などの動きを確認し、腰だけへ負担が集中しにくい身体の使い方を目指します。

すべての立ち仕事腰痛に骨盤矯正が必要なわけではありません。

鍼治療

腰やお尻などの筋肉に強い緊張がみられる場合や、手技とは異なる刺激が適していると判断した場合には、鍼治療をご提案することがあります。

初めての方には、使用する鍼や刺激について説明し、不安を確認してから進めます。

ラジオ波温熱

冷えや筋肉のこわばりがみられる場合には、ラジオ波温熱を組み合わせることがあります。

温めることが適さない状態もあるため、症状や経過を確認したうえで判断します。

仕事中の動作・環境へのアドバイス

施術だけで終わらず、実際の仕事で取り入れられる方法を一緒に考えます。

仕事を辞めたり、大きな設備をすぐ変えたりすることは難しいため、

  • 足の位置
  • 作業対象との距離
  • 身体の向きを変える方法
  • 休憩の取り方
  • 靴や足台
  • 持ち上げ動作

など、変更できる部分からご提案します。


相模原で立ち仕事による腰痛にお悩みの方へ

立ち仕事による腰痛を改善するために、仕事をすべて休んだり、姿勢を一日中意識し続けたりすることは現実的ではありません。

大切なのは、

「姿勢が悪いから」

「反り腰だから」

「片脚重心だから」

と一つに決めつけるのではなく、仕事の中でどのような負担が重なっているのかを整理することです。

同じ場所に立ち続けているのか。
前かがみが多いのか。
身体をひねっているのか。
重い物を持っているのか。
休憩が取れているのか。
靴や作業台が合っているのか。

腰痛の背景が違えば、必要な対策も変わります。

「立っていると腰が重くなる」

「仕事終わりに腰が伸びにくい」

「片脚へ体重をかけないと立っていられない」

「腰だけでなく、お尻や脚もつらい」

「腰痛があっても仕事を休めない」

そのような方は、一度ご相談ください。

相模原市中央区富士見、相模原中央病院隣の相模原なのはな整骨院 鍼灸院では、痛む場所だけでなく、仕事内容や作業環境まで丁寧に伺います。

腰痛を改善するために、立ち方を一つの形へ固定する必要はありません。

左右へ体重を移す。
足の位置を変える。
作業対象へ近づく。
腰だけでなく、足から身体の向きを変える。
痛くなる前に短い休憩を入れる。

今の仕事を続けながら、腰へ負担が集中しにくい方法を一緒に見つけていきましょう。


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