腰痛に骨盤矯正は本当に必要?

「骨盤の歪みを治せば腰痛が治る」では終わらせない、なのはなの骨盤矯正
「腰痛は骨盤が歪んでいるからですか?」
「骨盤矯正を受ければ腰痛は良くなりますか?」
「足の長さが違うと言われたことがあります」
「骨盤矯正って、ボキボキするんですか?」
腰痛で来院される方から、こうした質問をよくいただきます。
インターネットやSNSを見ると、
「腰痛の原因は骨盤の歪み」
「骨盤を正しい位置へ戻せば腰痛改善」
という情報もたくさんあります。
では、本当にそうなのでしょうか。
相模原なのはな整骨院 鍼灸院の答えは、
「骨盤は腰痛を考えるうえで重要。でも、骨盤だけですべての腰痛を説明することはできない」
です。
そしてもう一つ。
だからといって、骨盤矯正に意味がないわけでもありません。
実際に身体を見ていると、
骨盤周囲。
腰。
股関節。
お尻。
これらの動きや使い方を整えることで、
「立ちやすくなった」
「前にかがみやすくなった」
「腰を反らなくても立てる」
「歩きやすくなった」
と変化する方がいます。
だから当院では、腰痛に対して骨盤矯正を積極的に使います。
ただし、
全員には行いません。
なのはなが大切にしているのは、
骨盤矯正をすることではなく、骨盤周囲へアプローチする意味がある腰痛を見極めること。
です。
そもそも「骨盤が歪む」とはどういうこと?
ここを最初に整理しておきましょう。
一般的に「骨盤が歪んでいる」という言葉は、
- 左右の高さが違う
- 骨盤が前に傾いている
- 後ろに傾いている
- 身体が片側へ傾いている
- 脚の長さが違って見える
- 左右で動き方が違う
など、かなり幅広い意味で使われています。
しかし、人間の身体はもともと完全な左右対称ではありません。
利き手があります。
利き脚があります。
仕事で使う側も違います。
スポーツ歴も違います。
そのため、
左右差がある=異常
ではありません。
そして、
骨盤が少し左右非対称=腰痛の原因
とも限りません。
ここを必要以上に怖がる必要はありません。
なのはなは「骨盤の形」より「骨盤がどう動いているか」を見る
当院で重視しているのはこちらです。
例えば前屈。
身体を前へ倒すとき、腰だけが動くわけではありません。
腰。
骨盤。
股関節。
これらが連動して動きます。
椅子から立つときも同じです。
歩く。
しゃがむ。
物を持つ。
寝返りをする。
車から降りる。
こうした日常動作では、骨盤は常に周囲の関節や筋肉と連動しています。
だから、
「骨盤が右に○mmズレています」
だけを見ても、患者さんの腰痛は十分に理解できません。
なのはなでは、
骨盤の位置だけでなく、骨盤を含めた身体全体がどう動いているか
を確認します。
「骨盤が歪んでいるから腰痛」は少し単純すぎます
腰痛にはさまざまな要因があります。
腰そのもの。
股関節。
お尻。
身体の使い方。
仕事。
長時間座位。
運転。
育児。
運動量。
睡眠。
ストレス。
腰痛を何年も繰り返している方ほど、一つの原因だけでは説明できないことがあります。
だから、
「あなたの腰痛は骨盤の歪みが原因です」
と一言で決めてしまうのは、少し乱暴です。
なのはなでは、
骨盤も見る。
でも、
骨盤だけは見ない。
これを大切にしています。
それでも、なぜ腰痛に骨盤矯正をするの?
ここが一番大切です。
骨盤は、
腰と股関節の間にあります。
上には腰椎。
下には左右の股関節。
周囲にはお尻や腹部、背中、太ももにつながる筋肉があります。
つまり骨盤周囲は、
上半身と下半身の動きをつなぐ場所
でもあります。
そのため、骨盤・腰・股関節の連動がうまくいっていない方では、腰へ負担が集中することがあります。
例えば、
股関節が動きにくい。
↓
骨盤が十分に動かない。
↓
腰が必要以上に動いて補う。
↓
腰の筋肉が頑張り続ける。
このようなケースです。
ここで腰だけを揉んでも、一時的には楽になるかもしれません。
しかし、身体の使い方が同じなら、再び腰が頑張ります。
だからこそ、
骨盤・股関節を含めて動きやすい身体をつくる。
これが、なのはなが骨盤矯正を使う理由です。
なのはなでは特に仙腸関節の動きに着目して施術を行っていきます。
骨盤矯正が向いている可能性がある腰痛①
立ち上がる瞬間に腰が痛い
椅子から立つ動作では、
腰だけでなく、
骨盤。
股関節。
お尻。
太もも。
が連動します。
ところが股関節や骨盤周囲がうまく使えないと、
腰を大きく反らして立つ。
片側へ身体を寄せて立つ。
手で太ももを押して立つ。
という動きになることがあります。
このような方では、骨盤・股関節周囲へアプローチした後に立ち上がりを再確認します。
「骨盤が真っすぐになったか」ではなく、「立ち上がりがどう変わったか」。
ここが大切です。
骨盤矯正が向いている可能性がある腰痛②
前かがみで腰が痛い
靴下を履く。
顔を洗う。
床の物を拾う。
子どもを抱き上げる。
こうした前かがみ動作では、腰だけでなく股関節と骨盤も動きます。
股関節が動きにくかったり、骨盤をうまく動かせなかったりすると、その分を腰が補う場合があります。
このような方では、
「腰を柔らかくする」
だけではなく、
腰・骨盤・股関節の動きを分担できる身体をつくる
ことを考えます。
骨盤矯正が向いている可能性がある腰痛③
片側の腰ばかり痛くなる
「いつも右腰だけ」
「左のお尻から腰だけ張る」
という方もいます。
この場合、
骨盤の高さだけを見て、
「右が上がっているからです」
とは決めません。
重要なのは、
- 片脚で立ったとき
- 歩いたとき
- 体重を左右へ移したとき
- 股関節を動かしたとき
- 身体をひねったとき
どうなるかです。
左右差が存在することではなく、
その左右差が実際の症状や動作に関係しているか。
そこまで確認します。
骨盤矯正が向いている可能性がある腰痛④
長時間座ったあと腰が伸びない
デスクワークや運転のあと、
「立った瞬間に腰が伸びない」
「最初の数歩だけ腰が固まっている」
という方もいます。
長時間座っていると股関節を曲げた状態が続きます。
そこから立ち上がったときに股関節や骨盤がスムーズに切り替わらず、腰を強く反らして身体を起こす方がいます。
こうした場合にも、腰だけではなく骨盤・股関節まで確認します。
「反り腰だから骨盤矯正」は正しい?
反り腰という言葉もよく聞きます。
「反り腰だから腰痛になった」
「骨盤が前傾しているから腰が痛い」
と言われた経験がある方もいるでしょう。
しかし、
反り腰に見える=必ず腰痛になる
わけではありません。
骨盤が前へ傾いていること自体を「悪い姿勢」と決める必要もありません。
重要なのは、
その姿勢で痛いのか。
動いたときどうなるのか。
長時間その姿勢しか取れないのか。
股関節を使えているのか。
です。
なのはなでは、
見た目を真っすぐにするための骨盤矯正ではなく、動きやすくするための骨盤矯正
を考えます。
脚の長さが違うと言われました。骨盤が歪んでいる?
これも非常によくある質問です。
ベッドへ寝た状態で、
「右脚が短いですね」
と言われた経験がある方もいると思います。
ただし、脚の長さには、
骨そのものの長さによる違いと、
骨盤・股関節・膝・足首などの位置や姿勢によって違って見えるものがあります。
そのため、
寝た状態で足先を見ただけで「骨盤が歪んでいる」と決めることはしません。
実際に立つ。
歩く。
片脚で支える。
しゃがむ。
そこまで確認します。
産後の腰痛=骨盤が開いているから?
産後の方からもよく聞かれます。
妊娠・出産では身体に大きな変化があります。
しかし、産後腰痛をすべて
「骨盤が開いたから」
だけで説明することはできません。
産後は、
抱っこ。
授乳。
オムツ交換。
沐浴。
睡眠不足。
筋力や活動量の変化。
妊娠中から続く身体の変化。
さまざまな要素があります。
もちろん、骨盤・股関節周囲を整えることで動きやすくなる方もいます。
だから産後でも、
骨盤だけを見るのではなく、育児をしている身体全体を見る。
これが大切です。
骨盤矯正って「ボキボキ」するの?
骨盤矯正というと、
「ボキッ!」
という音をイメージする方もいると思います。
しかし、
音が鳴る=骨盤が正しい位置へ戻った
という意味ではありません。
また、
強い刺激=高い効果
でもありません。
相模原なのはな整骨院 鍼灸院では、身体への負担を抑えながら、骨盤や股関節周囲の動きを整えていきます。
なので決してボキボキする矯正は行いません。なぜかというとリスクがあるから。
リスクがある矯正を行うことは患者様にとっては悪化する可能性もあるということです。
「怖い」
「痛そう」
という方も、遠慮なくお伝えください。
骨盤は一回矯正したら「元の位置」に戻らない?
ここも誤解されやすい部分です。
骨盤を、
「ズレた骨を正しい場所へはめ込む」
ようなイメージで考える必要はありません。
身体は毎日動いています。
座ります。
歩きます。
寝ます。
仕事をします。
子どもを抱きます。
スポーツをします。
だから施術の目的は、
骨盤を一生同じ位置へ固定することではありません。
身体が必要なときに、
腰。
骨盤。
股関節。
をスムーズに使える状態をつくることです。
骨盤矯正を何回受ければ腰痛は改善する?
「骨盤は○回で整います」
という表現を見かけることがあります。
しかし当院では、一律に回数を決めません。
昨日から腰が痛い方。
半年続いている方。
10年以上繰り返している方。
仕事内容も生活も違います。
だから、
最初から「骨盤を整えるために○回必要」とは決めません。
施術後に、
前屈がどう変わったか。
立ち上がりがどうか。
歩きやすいか。
仕事後の腰痛はどうか。
を確認します。
当院は回数券ありきではなく、都度払いです。
身体の変化を見ながら、その時に必要な施術を考えます。
骨盤矯正だけで腰痛を施術するの?
基本的には、
「骨盤矯正だけで何とかする」
という発想ではありません。
例えば、
腰やお尻の筋肉の緊張が強い。
→ 手技療法や鍼治療。
股関節や骨盤周囲が動きにくい。
→ 骨盤・股関節周囲への調整。
冷えやこわばりが強い。
→ ラジオ波温熱。
日常の身体の使い方に問題がある。
→ セルフケアや動作指導。
このように組み立てます。
施術名から身体を見るのではなく、身体を見て施術を選ぶ。
これが、なのはなの腰痛施術です。
鍼と骨盤矯正を組み合わせる理由
例えば、
腰・お尻の筋肉が強く緊張している。
さらに股関節・骨盤周囲も動きにくい。
こういう方もいます。
この場合、
鍼で筋肉へ刺激を入れる。
↓
手技で周囲を整える。
↓
骨盤・股関節周囲の動きを調整する。
↓
もう一度立つ・歩く・前屈する。
というように、身体の反応を確認しながら組み合わせることがあります。
鍼と骨盤矯正。
どちらが上という話ではありません。
それぞれ役割が違います。
両方必要なら両方使う。
片方で十分なら片方だけ。
これが当院の考え方です。
骨盤矯正のゴールは「左右対称」ではありません
ここは、なのはなが特に大切にしているところです。
施術後に、
「骨盤が左右ぴったり同じになりました」
ということをゴールにはしていません。
私たちが見たいのは、
患者さんの生活がどう変わったか。
朝、起きやすくなった。
靴下を履きやすくなった。
車から降りやすい。
長く座れる。
仕事後の腰痛が減った。
子どもを抱ける。
旅行へ行ける。
スポーツを再開できた。
こちらの方が、はるかに重要です。
身体の数字ではなく、生活の変化を見る。
これが、なのはなの骨盤矯正です。
「骨盤矯正を受け続けないと歪む」と不安にならなくて大丈夫です
「矯正をやめたら、また骨盤が歪みますよ」
と言われると、不安になりますよね。
でも私たちは、
患者さんを不安にして通院してもらう施術はしたくありません。
身体は生活の中で常に変化します。
疲れる日もあります。
座りすぎる日もあります。
運動する日もあります。
重要なのは、
多少身体に左右差があっても、自分で動けて、負担を分散できる身体をつくること。
です。
施術へ依存することがゴールではありません。
施術がなくても、自分の身体を使える状態を目指す。
そのために骨盤矯正を使います。
なのはなの骨盤矯正は「骨盤だけ」を矯正しません
腰痛の患者さんに骨盤矯正を行う場合でも、
確認するのは骨盤だけではありません。
- 腰の動き
- 股関節の動き
- お尻の筋肉
- 片脚立ち
- 前屈・後屈
- 立ち上がり
- しゃがみ動作
- 歩行
必要に応じて背中や脚まで見ます。
なぜなら、
骨盤は身体の中で単独では動かないからです。
「骨盤を見る。でも、骨盤だけは見ない。」
この考え方を大切にしています。
施術より検査を優先する腰痛もあります
腰痛の多くは、身体の状態を確認しながら施術を考えることができます。
一方で、
- 強い外傷後の腰痛
- 急速に脚の力が入りにくくなった
- 排尿・排便に異常がある
- 股周囲の感覚がおかしい
- 発熱を伴う
- 症状が急激に悪化している
といった場合には、骨盤矯正をすることより医療機関での評価を優先します。
当院でも問診と身体の確認を行い、必要と判断した場合には適切な受診をご案内します。
相模原で「骨盤矯正を受けた方がいいのかな?」と悩んでいる方へ
「腰痛には骨盤矯正がいいと聞いた」
「自分は骨盤が歪んでいる気がする」
「反り腰が気になる」
「片側の腰ばかり痛くなる」
「腰を揉んでもすぐ戻ってしまう」
「鍼と骨盤矯正、どちらが自分に合うのかわからない」
そんな方は、一度相模原なのはな整骨院 鍼灸院へご相談ください。
最初から、
「あなたには骨盤矯正が必要です」
とは決めません。
まず、
腰。
骨盤。
股関節。
お尻。
身体の動き。
そして仕事や育児、運転、スポーツなどの生活背景まで確認します。
そのうえで骨盤周囲へアプローチする意味があるなら、
しっかり骨盤矯正を使います。
筋肉へのアプローチが必要なら手技療法。
深部の筋肉へ刺激を入れたいなら鍼治療。
冷えやこわばりが強ければラジオ波温熱。
必要なものを選びます。
回数券ありきではなく、都度払い。
私たちが提供したいのは、
「骨盤を矯正すること」そのものではありません。
立ちやすい。
歩きやすい。
仕事が楽。
子どもを抱ける。
腰痛を気にせず出かけられる。
そんな身体です。
骨盤を見る。
でも、骨盤だけは見ない。
施術名から身体を見るのではなく、身体を見て施術を選ぶ。
これが、相模原なのはな整骨院 鍼灸院の骨盤矯正です。


